気になる電柱 [鉄道]
庚申塚電停の踏切の
対角位置に立っている電柱
正確に言うと電柱=電線用の柱じゃなくて
踏切のランプの柱なんですが・・・
よく見るとレトロなデザイン・・・って言うか
かなりの年代物。
根元や先端は今時ないデザイン。
荒川線の前身の王子電気軌道
明治44年に開業し、最初に開通したのが大塚~飛鳥山
庚申塚は、荒川線のなかでは、最も古い区間にある。
ひょっとしたらこの電柱も、開業当時から
立っているのかな?
でもコンクリート製だから、もうちょっと新しい気がします。
(銘板や竣工日等の記述がどこにもありません)
ちなみに、明治44年の開業時から立っている架線柱があります
それもけっこう沢山残ってるので凄い!
なんたって、105年経ってるんですから。
最初は、もっと高さがあったそうで上の部分は送電線だったそうです
たしか、Cedarさんが以前記事にしてた気が・・・
僕の撮る都電のショットでは、意識してフレームインしていますw
M44・8 は明治44年8月に竣工(完成)を意味し
塗H19 は、最後の塗装日を意味しています。
車両以外にも、いろいろ楽しめる荒川線なのです。
荒川線ミニ歴史
明治44年8月20日
王子電気軌道、飛鳥山〜大塚間開業
昭和7年に現在の荒川線に相当する区間がすべて開通
昭和17年に東京市電気局(現:東京都交通局)に吸収
昭和18年、都制施行で都電になる
昭和49年10月1日
都電の全面廃止から生き残った27系統の一部と32系統が
荒川線と名称変更して現在に至ります。
(昭和53年、ワンマン化)
2016-05-22 16:05
nice!(35)
コメント(8)
注意してよく見るといろいろな発見が、あるんですね!
by ken2 (2016-05-22 20:07)
明治時代のものがあるんだ・・・
昔のほうが長持ちをするものが多いですね。
今の建築、逆に弱すぎ(^_^;)
by green_blue_sky (2016-05-22 21:58)
こんばんは
確かに、見慣れないというか
面白い形のものをみますね
でもそれが明治の時代からなんて
思ってもみませんでした
次回から見る目が変わりました(^^;)
by gardenwalker (2016-05-22 22:06)
どんどん変わっちゃう荒川線ですが、こういうのは残して欲しいですね。
by Cedar (2016-05-22 23:42)
昔の物の方がデザインもそうですが
色々と手が込んでいますよね。
効率ばかりで遊び心や余裕が
ないものが多くなり少し寂しいですね。
by ゆるキャラ (2016-05-22 23:48)
庚申塚の電柱、
神殿の柱のような細工が趣ありますね〜!
そこに気づくのはさすがドルフィンさん(^^)
そして7022と絡めるのも、さすがドルフィンさんw
櫓のような鉄製架線柱もいいですね〜!
塗装し直した後にM44と表記するとき、
現場の方は歴史の深さと、
それに今の自分が携われることへの誇りを
感じるのでしょうね(^^)
by あおたけ (2016-05-23 08:52)
これは渋い電柱です(o^-')b
それにしても、こういうのは耐久年数ってないのですかね
まあ、歴史ある設備を大切に使って欲しい訳ですが
by ブリザド (2016-05-23 18:47)
コンクリートと石の割合から推測しますと、
先の戦争(末期)遺構に酷似していますが、
いつ頃のものなのでしょうね?
by an-kazu (2016-05-24 22:21)